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サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂

聖ヤコブ像

スウィングする大香炉

photos by  ゴー・スペイン

時代は聖地ブーム!

金比羅参詣を契機に四国遍路を行ったことはあるが、世界遺産になって脚光を浴びている、熊野にはまだ足を踏み入れたことがない。

熊野古道など紀伊山地の霊場と参拝道が世界遺産として登録され、神仏習合の地、それが熊野である。
熊野神社の総本山・熊野本宮大社の宮司さんの聖地が注目されるわけに関して、「聖地とは世の中の”軸”。 熊野は古来、疫病や戦など乱世にお参りが増えた。最近も悲惨な事件が相次いでいる。軸にふれて、自分の軸を確かめようとしているのではないでしょうか」 とコメントしている。 また、癒しと風景の関係を研究するあるお医者さんは、「聖地は人が風景にとけ込みやすい場所」と言う。

東の果ての対極にあるのが、西の果ての聖地、スペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラだ。 西暦813年に十二使徒の一人、聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の墓が発見された結果、キリスト教の世界三大聖地のひとつとして、注目を浴びることになり、 エルサレム (キリストのお墓を訪れたときは、クリスチャンでない私も身震いがしました)、 ローマ同様、世界各地から人々が、罪の許しを得るために、星降る道、銀河の道を進み、サンティアゴへ向かったと言われている。

サンティアゴ巡礼の道は、ヨーロッパにおいて、精神的、文化的、歴史的に大きな意味合いを持ち、ヨーロッパ各地からの道はフランスで合流し、ひとつの道となって、サンティアゴへ向かっている。詩人ダンテは、太陽と星に導かれて大地を移動する人々の流れを、”巡礼”と命名したとも言われる。 といっても、一般的には、巡礼の道はピレネー辺りから始まると考える人が多い。

7月25日の聖ヤコブの比が日曜日にあたる年には大祭が執り行われ、次は、2010年、2021年がそれにあたる。

巡礼者は自分自身を見つめるために、旅に出ると聞く。
熊野は10年前に比べ、注目度は2倍らしい。 世界遺産に指定されて以来、巡礼の道への注目度は、 世界第2位の観光受入国スペインという立場からして、比較にならないぐらいのインパクトはあるのだろう。

この地域では、遺体が安置されている大寺院が観光のハイライト、また、1501年創立のコンポステラ大学も有名。更に、この近辺の海岸線に立ち寄ってみるのも一計。というのも、リアス式海岸の言葉の発祥地だからだ。社会の教科書に出てくるように、日本の三陸海岸のように、急な山地からなる岬と河谷にそって入り込んだ溺れ谷とが交代する出入りの多い複雑な海岸のことだが、サンティアゴのある地方沿岸にはこの主の海岸が発達しているからだ。 かつて岐阜出身の友人が、サンティアゴに行くまでの海岸線の美しさには感動したと言っていたことを思い出す。 また食の分野では、地元ならではの 軽い発泡性の渋みのある白ワイン、ゆでダコなども賞味できる。


新聞広告などを見ても、日本からも関心度・浸透度は次第に深まっているような気がする。 一部だけ歩くもよし、自転車でいくもよし、健脚を競う必要もないので、自分のペースで、自分発見の旅をしてみるのも悪くはない。