スペイン語翻訳ネットホーム プロフィール 翻訳料金の目安 スペイン語翻訳ネット ブログ スペイン語圏情報/観光ニュース スペイン語翻訳ネット リンク お問い合わせ Contact Us サイトマップ

PATRIMONIO MUNDIAL  WORLD HERITAGE  世界遺産/人類共通の宝物
  ※2009年夏時点 スペインの世界遺産登録数は、イタリア(バチカン市国除き)と並んで 世界トップの41箇所。

■Spain ■ スペイン
nombre tipo y año
コルドバ − メスキータ 1 . コルドバ歴史地区  

Centro histórico de Córdoba
文化遺産 / 1984、1994 /
グラナダ − アルハンブラ宮殿 2 . グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区  

Alhambra, Generalife y Albayzin, Granada
文化遺産 / 1984、1994 /
ブルゴス − 大聖堂 3 . ブルゴス大聖堂

Catedral de Burgos
文化遺産 / 1984 /
エル・エスコリアル修道院 4 . マドリードのエル・エスコリアル修道院とその遺跡  

Monasterio y sitio del Escorial, Madrid
文化遺産 / 1984 /
アントニ・ガウディ − カサ・ミラ 5 . アントニ・ガウディの作品群  

Obras de Antoni Gaudi
文化遺産 / 1984、2005 /
アルタミラ洞窟 6 . アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟壁画

Cuevas de Altamira y Arte Paleolítico del norte de España
文化遺産 / 1985、2008 /
セゴビア − ローマ水道 7 . セゴビア旧市街とローマ水道橋  

Centro histórico de Segovia y su acueducto
文化遺産 / 1985 /
オビエド歴史地区 8 . オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群

Monumentos de Oviedo y del Reino de Asturias
文化遺産 / 1985、1998 /
サンティアゴ・デ・コンポステーラ 大聖堂 9 . サンティアゴ・デ・コンポステーラ(旧市街)

Centro histórico de Santiago de Compostela
文化遺産 / 1985 /
アビラ城壁 10 . アビラの旧市街と塁壁の外の教会群  

Centro histórico de Avila y sus iglesias extra-muros
文化遺産 / 1985、2007 /
アラゴン − ムデハル様式建造物 11 . アラゴン州のムデハル様式建造物

Arquitectura Mudéjar de Aragón
文化遺産 / 1986、2001 /
古都トレド 12 . 古都トレド  

Centro histórico de Toledo
文化遺産 / 1986 /
ガラホナイ国立公園 13 . ガラホナイ国立公園

Parque Nacional de Garajonay
自然遺産 / 1986 /
カセレス旧市街 14 . カセレスの旧市街

Centro histórico de Cáceres
文化遺産 / 1986 /
セビリア大聖堂 15 . セビージャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館

Catedral, Alcázar y Archivo de Indias de Sevilla
文化遺産 / 1987 /
サラマンカ旧市街 16 . サラマンカ旧市街

Centro histórico de Salamanca
文化遺産 / 1988 /
ポブレー修道院 17 . ポブレー修道院

Monasterio de Poblet
文化遺産 / 1991 /
メリダの遺跡群 18 . メリダの遺跡群

Conjunto arqueológico de Merida
文化遺産 / 1993 /
サンタ・マリア・デ・グアダルーペ修道院 19 . サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院

Real Monasterio de Santa María de Guadalupe

文化遺産 / 1993 /
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 20 . サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

Camino de Santiago de Compostela
文化遺産 / 1993 /
ドニャーナ国立公園 21 . ドニャーナ国立公園

Parque Nacional de Doñana
自然遺産 / 1994、2005 /
歴史的城壁都市クエンカ 22 . 歴史的城壁都市クエンカ  

Ciudad Encantada de Cuenca
文化遺産 / 1996 /
バレンシア − ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ 23 . バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ絹の商品取引所)   

La Lonja de la Seda de Valencia 
文化遺産 / 1996 /
ラス・メドゥラス 24 . ラス・メドゥラス

Las Medulas
文化遺産 / 1997 /
サン・パウ病院 25 . バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院

El Palau de la Música Catalana y el Hospital de Sant Pau, Barcelona
文化遺産 / 1997 /
サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソの修道院群 26 . サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソの修道院群

Monasterios de San Millán Yuso y Suso
文化遺産 / 1997 /
ピレネー山脈のペルデュ山 27. ピレネー山脈-ペルデュ山    ● スペイン及びフランス共和国

Pirineos - Monte Perdido
複合遺産 / 1997、1999 /
イベリア半島の地中海入り江のロック・アート 28. イベリア半島の地中海入り江のロック・アート

Arte rupestre de la Cuenca Mediterranea en la Península Ibérica
文化遺産 / 1998 /
アルカラ・デ・エナーレス大学 29 . アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区

Universidad y Recinto histórico de Alcalá de Henares
文化遺産 / 1998 /
イビサ島 30 . イビサ、生物多様性と文化

Biodiversidad y cultura de Ibiza
複合遺産 / 1999 /
サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ 31 . サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ

San Cristóbal de la Laguna    (Santa Cruz de Tenerife)
文化遺産 / 1999 /
タラゴーナの遺跡群 32 . タラゴーナの遺跡群  

Conjunto arqueologico de Tarraco
文化遺産 / 2000 /
エルチェの椰子園 33 . エルチェの椰子園

El Palmeral de Elche
文化遺産 / 2000 /
ルーゴのローマ城壁群 34 . ルーゴのローマの城壁群

La Muralla romana de Lugo
文化遺産 / 2000 /
35 . ボイ渓谷のカタルーニャ風ロマネスク様式教会群

Iglesias románicas catalanas del Vall de Boí
文化遺産 / 2000 /
アタプエルカの古代遺跡 36 . アタプエルカの古代遺跡

Sitio arqueológico de la Sierra de Atapuerca, en Atapuerca e Ibeas de Juarros, Burgos
文化遺産 / 2000 /
アランフェス宮殿 37 . アランフェスの文化的景観  

Paisaje cultural de Aranjuez
文化遺産 / 2001 /
バエーサのルネサンス様式の記念碑的建造物群 38 . ウベダとバエーサのルネサンス様式の記念碑的建造物群

Dualidad urbana y unidad cultural de Úbeda y Baeza
文化遺産 / 2003 /
ビスカヤ橋 39 . ビスカヤ橋

Puente Colgante de Vizcaya
文化遺産 / 2006 /
テイデ国立公園 40 . テイデ国立公園

Parque Nacional del Teide
自然遺産 / 2007 /
ヘラクレスの塔 41 ヘラクレスの塔

Torre de Hércules  (Galicia)
文化遺産/ 2009 /


《2009 ア・コルーニャの 『ヘラクレスの塔』 が世界遺産に登録される 》
  これでスペインの世界遺産は、全41ヶ所

スペイン北西部のガリシア州にある都市ア・コルーニャ(A Coruña)。
古くから港町として 賑わうこの町は、陽光が反射して光り輝くガラス張りの建物が多いことでも有名で、別名『ガラスの街』としても知られています。今回世界遺産に指定された「ヘラクレスの塔」は、 この町の旧市街地から2kmほど離れた岬にそびえています。

【ヘラクレスの塔の概要】
ローマ時代に建てられた灯台で、長い間放置されていたものを18世紀に改修したもの。現存するローマ時代からの灯台としては世界唯一。高さ59mの塔は、海抜約60mの 岬に立ち、現在も海上交通の保全に重要な役割を果たしています。現在博物館となっている内部は見学可能で、234段の階段を上ると、素晴らしい眺望が楽しめる展望台が あります。また、2008年9月から、アメリカ・ニューヨークの「自由の女神」と姉妹提携を結んでいます。ヘラクレスの塔の詳細は 次のコーナーで。

【ヘラクレスの塔のアクセス・見学】
住所 Avda. de Navarra s/n 15002 A Coruna TEL +34.981.223.730 URL www.torrehercules.org (スペイン語) アクセス ア・コルーニャの旧市街地から約2.5km。マリア・ピタ広場近くの港からトランビア(路面電車)を利用。 見学時間 10月〜3月 毎日10:00〜18:00 4月〜6月・9月 毎日10:00〜19:00 7月・8月 月〜木曜・日曜の10:00〜21:00、 金曜・土曜の10:00〜00:00 * 最終入場は閉館の15分前 入場料 一般 2.5ユーロ (20名以上のグループ:1.5ユーロ)

【ア・コルーニャの街】
ア・コルーニャ市は、サンティアゴ・デ・コンポステーラがあるア・コルーニャ県の県庁 所在地。サンティアゴから電車で約1時間(約1時間に1本)と近く、日帰りデスティネーションとしても人気が高い港湾都市です。 旧市街地では、中庭の美しいサンタ・マリア・ド・カンポ教会などが目を引き、町の中心として賑わうマリア・ピタ広場には重厚な市庁舎が建っています。海沿いを歩くと、まるで 孤島のような岬があり、歴史考古学博物館が置かれるサン・アントン城があります。また、ガラス窓を多く使ったモデルニスモ建築も多い町です。市街地から少し離れると、沿岸部には海岸遊歩道が設けられており、サイクリングやウォーキングを楽しむこともできます。近代アートも盛んで、「ヘラクレスの塔」一帯には、複数の彫刻オブジェが屋外に展示 されています。 古くから漁港として栄えたア・コルーニャでは、市場を覗くのもお勧めです。市場は通常 日曜・祝日以外の午前中(08:00頃〜14:00頃)に営業しています。
ア・コルーニャ観光局公式ウェブサイト www.turismocoruna.com (英語)

ヘラクレスの塔 (Torre de Hercules)

【歴史】
ア・コルーニャの湾岸の歴史は、ケルト民族の定住によって始まります。そして
トラヤヌスがローマ皇帝に君臨していた2世紀頃、ローマ人はその好立地に 注目し、鈴や銅、鉄を求めてイギリス領の島々へ向かう船舶を誘導するための灯台として「ヘラクレスの塔」を建設しました。しかし5世紀頃、ノルマン人の 侵略を受けたこの地の人々は内陸部へと逃れ、この港町を去りました。 13世紀に入ると、当時のスペイン国王アルフォンソ9世によって港周辺の復興が始まり、町は『クルニア』(Crunia)の名で呼ばれ、海上貿易の発達と共に 大きく成長しました。しかし「ヘラクレスの塔」は、使用されることなく放置され続け、16世紀には塔の石材の 多くが、今もこの町にあるサン・アントン城や城壁の建材として再利用されたと言われています。「ヘラクレスの塔」が再び脚光を浴びるのは、18世紀、スペインがアメリカ大陸やヨーロッパ諸国と海洋貿易を活発に行って いた時代です。当時のスペイン国王カルロス3世の許可を得て、1788年から1791年にスペイン・エクスト レマドゥーラ州出身の建築家エウスタキオ・ジャンニーニ(Eustaquio Guiannini)の手で塔の復旧工事が行われ、現在の姿に生まれ変わりました。

【建物】
ローマ時代に建てられた当初は四角い塔で、最上階の三階には松明が灯されるドームが設けられていました。外部から各階へ階段かスロープが設置され、直接入ることができていたと考えられています。この仕組みを利用して、外から持ち込んだ薪を屋上階へ運び入れていたと言われています。 ローマ時代の面影は外観にはほとんど見られませんが、内部はその遺跡が展示される博物館となっています。現在の塔は、ローマ時代の塔に花崗岩の石板を張り、補強され大きくなった18世紀のネオクラシック様式の 建物。新たに扉や窓を配置し、内部には展望台へ登る234段の石畳の階段が設けられています。また、最上階のドーム部分も取り壊して設置された八角形の小塔部分には、灯台のライトが設置されています。 塔の高さは59mで、海抜約60mの岬にそびえています。展望台からは、ア・コルーニャ市街をはじめ、遠くにはサダ島、ベタンソス島、アレス島やフェロールの町などの眺望を楽しめます。毎晩点灯される灯台のライトは、 毎20秒に4光の白光を放ち、36kmの距離遠方からも確認することができます。また日中でも、霧などで視界が悪いときは、10km強の距離まで聞こえる注意音を出し、ア・コルーニャ沿岸部の安全航行に重要な役割を 果たしています。

【伝説・言い伝え】
「ヘラクレスの塔」に関しては、長い歴史のなかで、多くの伝説や言い伝えが語り継がれてきました。 ア・コルーニャの原点 スペイン国王アルフォンソ10世の年代記の記録によると、この地域の住民はゲリオンという名の巨人に支配され怯えていた。ゼウスの息子のヘラクレスは、住民を助けるためこの巨人と戦い、3日間の長期決戦の末に勝利したヘラクレスは、巨人の首を埋葬した場所に、勝利を記念する塔の建設を命じた。 ブレオガン王 12世紀にケルト人修道士が書き記した「侵略記」には、ブレオガン王によりブリガンティアという町が 築かれ、大きな塔が建てられたとある。その塔こそ、ヘラクレスの塔。ブレオガン王の息子の一人は、 空気が澄んだ冬の一夜、その塔からうっすらと見えた島の侵略に挑んだ。彼の敗北の敵討ちにと、彼の弟が大群で攻め入り、当時ダーナ神族が暮らしていたその島を治めることに成功する。 鏡の歴史 ヘラクレスの甥のヒスパン王は、賢い人物として有名。彼は、ヘラクレスの塔の上に鏡を設置することで、一般市民にも岸に近づく船舶が敵か見方かを見分けられるようにしたと言われている。